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03.建築製図通則-角度及びこう配,寸法の表示



建築及び建築構成材のなどの製図の共通事項や基本的事項について規定されているJIS規格、『 JIS A 0150 建築製図通則 』においては、建築製図の角度の表示、こう配の表示、寸法の表示などに関する決まりごとがあります。

建築製図通則(JIS A 0150)における、角度の表示、こう配の表示、寸法の表示については以下のように規定されています(以下、引用)。


【角度及びこう配】

1).角度の表示は、JIS Z 8317 6.1 による。

2).こう配の表示には、度又は正接を用い、正接による場合は分子を1とした分数又は分母を10とした分数を用いて表示する。ただし、分母を10とした場合、分子は小数点以下を含む数値でもよい。


【寸法の表示】

1).寸法線の端末記号及び点記号は、JIS Z 8317 4.3 による。

2).寸法数値の記入は、JIS Z 8317 4.4.1 による。


なお、上の規定で引用されているJIS規格は以下です。

JIS Z 8317
製図−寸法記入方法−一般原則,定義,記入方法及び特殊な指示方法